店舗概要

 山元清巧堂は石川県輪島市に店舗を構える漆器店です。
 日本の伝統工芸品である輪島塗を販売しております。
 輪島にお越しの際には、ご休憩も兼ねて、ぜひお立ち寄りください。

店舗外観 店舗内観 店内廊下 奥の部屋 暖簾

商品概覧

輪島と漆

輪島塗りの歴史と特徴

 日本の伝統工芸の一つである輪島塗の始まりは、室町時代まで遡ります。その発祥には諸説ありますが、1476年には輪島に塗師ぬしやがいたことが明らかになっております。また、最古の輪島塗と云われる「朱合塗の扉」が輪島市河井町に所在する重蔵じゅうぞう神社に保存されております。
 輪島塗の発展におきましては、行商によって漆器を各地に運んでいた商人たちが、旅先から技術の情報を仕入れて持ち帰り、輪島の漆器を改良していったと云われております。
 そうして質を高めていった輪島塗は「堅牢優美けんろうゆうび」という名声を得ました。
 「堅牢」とは、その丈夫さを表します。輪島特産の地の粉(珪藻土)による下地付けを含む、数十以上の製作工程によって実現される輪島塗の頑丈さです。
 「優美」とは、その美しさを表します。呂色仕上げによる鏡面のような艶上げ、そして蒔絵や沈金という伝統的な加飾技法による視覚的な美。また、丁寧に塗られた漆の肌触り、口当たりのなめらかさによる触覚的な美が、輪島塗の特色として評価されております。

輪島塗りの製造工程

 「輪島塗製造における特徴の一つは分業である。(中略)優れた分業の専門家がそれぞれの部門で技を発揮し、そしてこれらの専門家をプロデューサーである塗師屋が束ね、製作全般を取り締まることによって一つの器が完成する。
 とくに塗りの工程では手間を惜しまない。
 それを表すうえで「百二十工程」や「百以上の手数」とまでいわれているが、実際は主要な工程を基本に、細かな部分は製作する器の形や用途、職人によって異なる。」
(輪島漆器商工業協同組合)

 以下の写真はその基本的な工程を15に分類したものとなります。
 左上から右下にかけて、輪島塗が形作られていきます。

輪島塗製造工程1-5 輪島塗製造工程6-10 輪島塗製造工程11-15

山元清巧堂の歴史

 1935年、能登鉄道の終着駅として輪島駅が開業しました。 輪島駅の開業以前、輪島塗は主に行商によってお客様に届けられていました。 輪島駅の開業後、輪島に訪れる観光客が増え、輪島塗を店頭に置く店舗(漆器店)が多く生まれました。 山元清巧堂は、そのようにして生まれた漆器店の中で、先頭を切って開業された店舗の一つであり、約80年の歴史をもって今に至ります。

開業当初の山元清巧堂

開業当初の山元清巧堂

壁面看板を設置

壁面看板を設置

山元清巧堂の創業者

山元清巧堂の創業者:山元清(中央)、山元久枝(左)山元哲朗(右)

現在の山元清巧堂

現在の山元清巧堂



アクセス

山元清巧堂

住所:〒928-0001 石川県輪島市河井町18-42-11

固定電話:0768-22-0267

携帯電話:080-6557-8423

FAX:0768-22-5515

MAIL:y.seikoudou@gmail.com

営業日:年中無休

営業時間:09:00~19:00

お支払い方法:現金
       クレジットカード決済
       (Visa、Mastercard、JCB、他)
       バーコード決済
       (PayPay、他)